美しい地球を次の世代に引き継ぐため、断熱性、環境性能にすぐれた木製ドアを
伐採と植樹によって、再生可能な森林は地球温暖化防止にもつながる大切な資源。
森林の木々は光合成を行うことで、大気中の二酸化炭素を吸収し、炭素を蓄えて成長していきます。
しかし、二酸化炭素の吸収量が多い若い木々もやがて成熟して老木となると、腐朽によって蓄積された炭素を再び大気中に放出してしまいます。
ところが、腐朽する前に伐採した木々を木材として使用すると、炭素は木の中に貯蔵されたまま、二酸化炭素を放出することはありません。
また、木材は他の建築材料と比較して、製造エネルギー及び製造時に発生する炭素の排出量が非常に小さいことも知られています。森林を正しく管理し、木製品として計画的に利用することは暮らしの中でできる温暖化対策。OLYMPIA Craft Entrance Door は高い環境性能を発揮する地球に優しい製品です。
断熱性能
窓や玄関など、住宅の開口部を高断熱化することで、住宅全体の断熱性能は飛躍的に向上します。
一般的なメーカーの、高断熱とされる玄関ドアの熱貫流率は1.75W/㎡・Kですが、OLYMPIA Craft Entrance Doorノーマルタイプの熱貫流率は0.87W/㎡・Kと、玄関ドアとしてトップクラスの断熱性能を有しています。
この数値は国土交通省が定める建築物省エネ法において、1~3地域の開口部比率0.11以上の住宅の熱貫流率基準値1.60を下回るもので、北国の暮らし最適な断熱(遮熱)性能を保持しています。
高耐朽性、高寸法安定性を実現したローステッドアッシュ仕様の木製ドア
OLYMPIA Craft Entrance Door はアッシュ材とローステッドアッシュのハイブリッド仕上げ。
ローステッドアッシュは環境に負荷をかける薬剤を一切使用せず、200度以上の高温で一定時間、熱処理を施したアッシュ材のことで、ウォールナットに近い高級な色合いが特徴です。
細胞レベルで木材を変化させることにより、吸湿率は1/2、吸水率は1/3まで軽減(自社研究室調べ)され、より高い寸法安定性を持つ木製ドアの製造が可能になりました。さらに、セルロースやヘミセルロース、
リグニンなど、木材を構成する成分が熱処理時に変性することで、腐朽菌が分解しにくい構造が形成され、高い耐朽性も備わりました(公的機関にて試験済)。
OLYMPIA Craft Entrance Door は耐朽性を要する屋外側にローステッドアッシュを用い、室内側にアッシュ材を配した、ハイブリッド仕様の玄関ドアです。